Podcast Episodes
Back to Search
ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(全11話)を見て — 二つの不在の〝中心〟としての「世界の中心」
芦田が、2004年のテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』を初めて全話鑑賞した感想を述べています。 彼は、ヤンキー風の眉毛の綾瀬はるかと山田孝之の演技は評価するものの、作品の文学性については批判的です。 作者は、「世界」とは「不在」の交差点であり、愛する人に出会う前後の客観的・主観的な世界の区別…
1 year, 4 months ago
成人式を迎える君たちへ — 「自立してはいけない」
提供された文章は、大人になることの意味について考察しています。著者は、自立とは、光熱費や家賃など、使いたくないものにお金を使う能力を持つことだと定義しています。これは、欲しいものにしかお金を使わない「子供」との対比で示されており、親の役割は、まさに使いたくないものにもお金を使うことで子供を支えるこ…
1 year, 4 months ago
専門学校における「実践的な」職業教育とは — カリキュラム編成委員会に参加して。
提供された文章は、芦田宏直氏による「学校教育の真価:実践的「基本」教育論」からの抜粋であり、専門学校における職業教育のあり方について考察しています。この議論は、辻調理師専門学校の自己点検評価委員会でのやり取りを発端としており、「実践的な教育」とは何かという問いを深掘りしています。従来の即戦力や小手…
1 year, 4 months ago
大学入試改革「有識者会議」(座長・安西祐一郎)に物申す
この論文は、日本の大学入試改革における「人物評価」の導入に警鐘を鳴らしています。 著者は、人物評価が個人の努力ではなく、家族や地域の「環境(ハビトゥス)」に強く影響される身分評価に過ぎないと主張します。対照的に、筆記試験による「点数主義」は、個人の努力に基づく「知性」を評価し、階層の流動性を促進す…
1 year, 4 months ago
「点数主義の方が個性主義より多様だ」(朝日新聞GLOBE、2016/03/06)
この記事は、朝日新聞GLOBEの「入試とエリート」の中の記事「点数主義の方が多様だ」の再録です。これは、学力に基づく選抜、いわゆる点数主義が、真に多様な社会を築く上でいかに有効であるかを論じています。筆者は、「人物評価」が個人の環境的側面を強く反映し、結果として親の社会的・文化的背景を選抜すること…
1 year, 4 months ago
朝日新聞「究極に公平な入試とは — マークシート入試の本質は、家庭の影響の排除にある」 2020年2月17日 — 芦田が朝日新聞の依頼において書き下ろしたもの
この記事(朝日新聞「究極に公平な入試とは — マークシート、実は家庭の影響の排除」2020年2月17日) — 芦田が朝日新聞の依頼で書き下ろしたもの)は、大学入試改革における公平性の問題を中心に考察しています。著者は、自身の著書『シラバス論』で扱った内容を朝日新聞に寄稿した経緯に触れながら、入試改…
1 year, 4 months ago
土井隆義(筑波大学 )の個性論批判 — 『「個性」を煽られる子供たち』について
芦田宏直氏の論考は、土井隆義氏の「個性」に関する若者論を分析しています。土井氏は、現代の若者が個性を内面にある固定された実体として捉え、「本当の自分」を自己の深淵に秘められた原石のように信じていると指摘します。この内閉的な個性志向は、他者との比較や人間関係の中で個性を育む従来の認識とは異なり、刹那…
1 year, 4 months ago
式辞「自立してはいけない」
筆者は、生物学者ポルトマンの「人間は早産である」という説を引用しながら、真の自立とは何かを考察しています。人間が未熟な状態で生まれてくるからこそ、親だけでなく社会全体からの支援を受け、その中で様々なことを学び、成長していくと述べます。生理的な自立は「非文明的な自立」であり、文明化の度合いは社会への…
1 year, 4 months ago
『努力する人間になってはいけない』書評 — 痛烈な機能主義批判
この心理学の教授による『努力する人間になってはいけない』の書評は、心理学の根幹をなす「機能主義」への強烈な批判を展開しています。著者は、心理学が個人をデータとして平均化し、刺激と反応の関係を関数として研究する「モデル」思考に陥っていると指摘します。さらに、この機能主義が人間を機械と同等に扱い、目に…
1 year, 4 months ago
『努力する人間になってはいけない』あとがき — 日本の若者の消費偏差値について
著者は、長年の教育現場での経験から、社会人全般を「卒業生」と捉え、その能力を教育の成否と結びつける自身の偏見を考察しています。特に、楽天社員との対話を通じて、日本の若者が持つ「消費偏差値」の高さに着目し、これが従来の**「基礎学力」とは異なる、独自の職業人材育成の可能性を秘めていると主張します。し…
1 year, 4 months ago