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【ライブレポート】NEWS「この場所を守りたい。とった手を離さずにあなたたちを守り続けたい」
Published 2 days, 9 hours ago
Description
https://barks.jp/news/1100735 9月15日で結成23周年を迎えたNEWSが、25周年を見据え、動きだした新たな三部作プロジェクト「NEWS 25th ANNIVERSARY TRILOGY 一WE ARE NEWS一」。現在・過去・未来を描く新三部作で、第一章『KMK』のテーマは“現在”。2017 年~2020 年にかけて展開された『NEVERLAND』『EPCOTIA』『WORLDISTA』『STORY』の四部作の先に続く、新たな物語となっている。 今回はこのアルバム『KMK』を引っ提げ、全国8都市で開催された<NEWS LIVE TOUR 2026 /// KMK>横浜アリーナ公演(10月6日18時開演)をレポートする。 会場に入ると目に入るのは大きな三角形のステージ。<NEWS LIVE TOUR 2020 STORY>以来のセンターステージで、当時コロナ禍で声をだすことができない状況だったことを踏まえての、リベンジとも言えるステージ構成となっている。 開演数分前から定番の“NEWS”コールが客席から起こり、ペンライトであたりがキラキラと輝き出す。開演時間になると、BGMとともに暗転し、赤ライトが鼓動の音に合わせて点滅すると、バチバチのレーザーライトの中からメンバー紹介ムービーが流れる。今か今かと登場への期待が高まるなか、なんとステージではなく客席横の通路からメンバーが歩いて現れる。客席ブロックの前をメンバーが通るたびにそのブロックからは歓声が上がり、3人がぐるりと三角ステージの周りを練り歩き、満を持してステージへと上がると、歓声はフルボリュームに。 1曲目の「WE ARE NEWS -Episode 1-」では、のっけからどっしりとした歌声を披露。生バンドも従え、贅沢な音と歌声のハーモニーが気持ちよく、新たな物語の幕開けを象徴するにふさわしいパフォーマンス。3人がそれぞれ三方向に立ち客席のほうを向いたり、向き合って歌ったりと、ファンへの想いやメンバー同士の絆が感じられた。「A Real Man」ではオレンジのつなぎをきたダンサーも登場し、NEWSと三角形のフォーメーションでダンスを披露。三辺を移動しながら、パワフルに全員がバリバリ踊りこなし高いジャンプをきめたりと、普段のステージは見られない横からや後ろからなどどの角度から見ても美しいダンスは360°ステージならでは見どころだ。 「チャンカパーナ」では、小山が「横浜、楽しんでいきましょうー!」と煽ると、客席からも「イエーイ!」と返事が飛び、ファンとメンバーが一緒になって踊ったりペンライトを揺らしたりと、一体感を見せつける。勢いは止まらずそのまま「恋のABO」に突入すると、客席からは大きな声で合いの手が入ったり、小山と増田が替え歌で、「シゲちゃんのおしりをパーン」したり。この時も背中側からダンスが見えたのだが、後ろから見ても見事なアイソレーションを披露していたのが新たな発見だった。「KMK」では、体を使ってリズムをとる増田に、なめらかに手を振る小山、歌を力強く届ける加藤と三者三様のパフォーマンスを見せ、走りながら歌ったりラップも披露。リフターに乗り、スタンド席まで視線を向けていたメンバーの姿も印象的。 ここでライブの案内人として、映像で津田健次郎が出演。未来からのメッセージをテーマに作られたInterlude「3年前のキミへ」をナレーション。「二〇二六年、ある夜。キミの電話に、一件の留守番電話が、残されていた」と津田が語り、留守電再生音のあとに加藤からの「信じられないかも、しれないけど これは、未来の、僕からのメッセージなんだ」「明日。この時間は、なくなるらしい」「できることは、全部やった それでも。ダメ、かもしれない だから。キミに、託す。頼む」という切なる伝言が流れる。続けて津田が「声は、未来から届いていた 二〇二八年、九月十四日。男たちは、その明くる日を迎えられない ──そう、言っている。」と、2026年の今、2028年の加藤からの願いを託されたようだ。 バンドサウンドが鳴ると、3人はキラキラビジューがまぶしい黒服にサングラスで登場。炎が舞うなか台に足を掛けがなり、破壊的な映像が流れ「The boys rock you all!」を力強くパフォーマンス。畳みかけるように増田のラップから「エス」がスタート。流れるようなテンポで息つく暇もないくらいの勢いで、弾幕のように次々と繰り出される歌や踊りに圧倒される。激しいパフォーマンスを終えると、せせらぎのような心地のよいピアノサウンドから増田が歌い始め「カナリヤ」に続く。小山が低音、加藤が高音で歌声を重ねている間、増田がその歌声に合わせて舞うバランス感がたまらない。 加藤ソロ「Hands」では、“現在”がテーマの第一章にかけて“今、自分がここに立っている理由的な”ものを表現。アコーディオンが鳴るエモーショナルな雰囲気のなか、後ろ向きの群像に囲まれひとり前を向いたり、その立場が逆転したり、一人抜けて振り向き、過去を見つめ立ち返るようなシーンなど、情緒的なパフォーマンスを見せていた。小山ソロの「DROP」は、画面上にVlog風ムービーが流れ小山SNSでもおなじみのお茶目なポーズやワードが飛び出し、続けてTikTok風の画面に切り替わる。いいねを表すハートが飛びまくるなか平成パラパラテイストのパフォーマンスをキレッキレに踊る。小気味のよい音楽と、ジュニアを従えて楽しそうに踊りまくる姿が爽快だった。 「たたた」では加藤の顔に増田が近寄って歌い出すところや、小山の膝に増田が脚をのせて満足げな顔を見せるところがカメラに抜かれ、メンバー同士の仲良しっぷりにほっこりしたかと思えば、コミカルな動きや細かいステップなどの見事な足さばきにも目を奪われる。「U R not alone」では、客席からマイク越しの3人に張り合えるほどの大合唱が起こり、小山も「すごい」と口にしていた。 MCでは客席に向けて「お姫―!」「メンズ―!」と呼びかけるも、「自認お姫で大丈夫そう?」「ほんとにお姫だと思う人?」と疑問を呈すメンバーへ、加藤が「向き合いたくないのよ、あたしゃ 夢の世界なのよ、ここは」とファンの気持ちを代弁(?)したり、小山が姉と料理本を出したことを話題にあげ、写真集を出した増田と小説家の加藤にやっと並んだとアピールすると、加藤が「ほんとにおめでとう! でも15年以上100万字以上の物語、戯曲を書いてきて、直木賞候補にもなり、吉川英治文学賞もとって。果たして一緒でしょうか!?」と目を大きく見開き、声を張りながらブチギレキャラで猛抗議。そんな加藤の喉を気遣い、増田がのど飴を渡してステージを捌けると、小山が「まっすーが自分から捌けていくのこのツアーで初めてみた」と驚く様子も。テンポのいい3人の掛け合いに、客席からも笑い声があがっていた。 増田ソロの「Lost in the rain…」では、雨音のようなしゃかしゃかとしたマラカスの音やカホンとギターのアコースティックな生演奏にのせて、しっとりとした低音ボイスから、ぐっと上がった高音、話しかけるような歌声を披露。うたた寝しながら聴けるような優しい曲調で、足でリズムを取り、英詩もさらりと歌いこなしていた。 「予言」のInterludeを経て、星空のような衣装で登場した3人が、スモークバブル舞う幻想的な空間でゆったり「TokinoHazama」を歌い、「恋空」では温かい記憶を思い出させるような、宝物を大切にするような3人の歌声で優しいハーモニーを奏でる。強いスポットライトを受けながら、歩んできた道が感じられるような歌い方で「NEW STORY」を絞り出すように歌い、「「生きろ」」では何度も立ち上がって一歩一歩踏みしめて進んでいくような、確固たる思いを表現、《僕らの間には 見えない紐がある 解いてもまたきっと 結びついてく》の歌詞ではファンへ信頼を寄せているような笑顔も見られた。 […]