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【ライブレポート】FANTASTICS、カラフルに“好き”を織り成したアリーナツアー<SUNFLOWER>ファイナル
Published 1 week ago
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https://barks.jp/news/1093864 FANTASTICSが10月11日に福井・サンドーム福井にてライブツアー<FANTASTICS LIVE TOUR 2026 “SUNFLOWER”>の最終公演を行なった。オフィシャルからのレポートをお届けする。 ◆ライブ写真 開演前に行われた囲み取材で、佐藤大樹は今回のツアーについて「メンバーが口々に『もっと多くの土地をこの公演で回りたい』と言うほど、とても完成度が高くて。FANTASTICSのこれまでの集大成となるツアーになったんじゃないかと思います」と自信をのぞかせていた。ツアー期間中には<BATTLE OF TOKYO ~RE:BIRTH~>や<HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY FEVER>といった合同ライブも行われた。八木勇征は「合同ライブがあることによって、『LDH PERFECT YEAR 2026』の勢いを感じられました。合同ライブから単独のツアーに戻ってくると、よりFANTARO(FANTASTICSのファンの呼称)の温かみを感じることができて、FANTASTICSのライブってこれだよなと再確認することもできました」と振り返る。集大成と呼べるだけの手応えと、帰ってくる場所への確信。その両方を携えて、彼らはファイナルのステージへと向かった。 小さな羽ばたきが運命を動かし、仲間と未来を呼び寄せた様を表現した<FANTASTICS LIVE TOUR 2025 “BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU->を2025年に開催したFANTASTICS。その軌跡が、太陽に向かってまっすぐ伸びる“ひまわり”の道へと繋がっていく姿を描いたのが、今回の<SUNFLOWER>だ。 ここに揺れるのは、それぞれ違う高さで、違う向きで、違う時間をかけて、伸びてきた花たち。「続けることを選んだ花」「誰かを照らすことを選んだ花」「踏み出すことを選んだ花」「過去を否定しなかった花」「自分の輪郭を守った花」「自分を信じ直した花」「今を生きると決めた花」「繋がりを選んだ花」「輝く永遠の花」。その花は、大きなひとつの花となる。……ここまでは前回のツアーで描かれたストーリーと重なる。しかし今回の物語には、もうひとつ欠かせない存在がいると改めて語られる。その花を照らし、照らされるFANTAROだ。 これまでのツアータイトルが順番に映し出され、最後に今回のツアータイトル『SUNFLOWER』が浮かび上がると、LEDビジョンがゆっくりと上がり、その中からFANTASTICSメンバーが姿を現す。静寂を切り裂くように《咲き誇れ Sunflower/僕たちのSunflower》とボーカルの歌声がまっすぐ伸びる。ツアーのテーマソング「SUNFLOWER」だ。今回はFANTASTICSにとって初めてのセンターステージ。四方をFANTAROに囲まれながら、《真っ直ぐ高く上へ》と迷いなく歌い、踊る。その姿は、光のほうへと顔を向けるひまわりのようだ。 八木が「SUNFLOWERファイナル 、Are You Ready?」と煽り、中島颯太も勇ましく声を上げて「FLY WITH YOU」へ。「Tumbling Dice」では八木がカメラに手をかけるようにパフォーマンスし、パフォーマーは自己紹介代わりのソロダンスを見せつける。最後の1公演にすべてを懸ける、並々ならぬ意気込みがむき出しになっていく。そして「PANORAMA JET」で猛々しい空気は一変、爽快に。センターステージから伸びる花道へと進んだメンバーは、FANTAROへとびきりの笑顔を見せていった。 センターステージを覆うLEDがビジョンに変わり、ポップなお菓子の家が浮かび上がる。花道の端にいた木村慧人が子どもに手を引かれてセンターへ進むと、LEDが開き、そこには本物のカラフルなお菓子の家が。お菓子がモチーフの仮面ライダーガヴのテレビシリーズ主題歌「Got Boost?」を、FANTASTICS KIDSと名付けられたキッズダンサーたちと届ける。手を合わせる振り付けのサビでは、八木の隣になった佐藤が、八木の手ではなく頭に手を合わせようとしたり、最後の決めポーズで木村がウインクを決めたりと、それぞれの個性がきらめく。映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』の主題歌「Candy Blaze」では、メンバーがキッズとペアで踊るなど、FANTASTICSらしい遊び心で『仮面ライダーガヴ』の世界をさらに広げていった。 ふと、花道の端に置かれた椅子に堀夏喜が腰を下ろす。手に取ったのは一冊の本。そこへやってきた子どもが、ひときわ大きなひまわりを差し出した。その花を胸に、堀はゆっくりとセンターステージへ歩き出す。LEDが開くと、堀が抱えてきたひまわりとあわせて、様々な花が揺れていた。オープニングで語られた花の物語が、目の前で形になる。 LEDで覆い、映し、そして開くたびに、ステージはがらりと姿を変える。次は何が起こるのか。どんな世界を見せてくれるのか。予想がつかないからこそワクワクする。初めてのセンターステージを自在に使いこなし、FANTASTICSは彼らにしか描けないエンタテインメントを紡いでいく。 「今日は皆さんの花を綺麗に咲かせてください。一緒に輝くために集まっています」。中島がそう語りかけ、花が揺れるステージで「Flower Song」を届けた。アウトロでは中島が「生きている限り、皆さんには僕たちがいます。そして僕たちにも皆さんがいてくれることを信じ、これからも一緒に一歩一歩夢を叶えていきませんか?」と、一つひとつの言葉を手渡すようにFANTAROとの絆を確かめていった。「Yellow Yellow」では、回転するステージでパフォーマーが踊り、ボーカルは反対向きに歩き、両者はすれ違うたびにじゃれ合う。カラフルに咲き誇る花を中心に、FANTAROの歌声が響きわたる。《ここに君と僕がいる/それだけでいい》《毎日が/Rainbow Rainbow まぶしくて/嬉しい 楽しい 愛おしいくらい>という歌詞を体現するかのように、幸福感が会場を満たしていった。 今回のツアーは今年2月に発売されたベストアルバム『Welcome to Sunshine』の収録曲を中心に構成された。このベストアルバムはメンバーがセレクトした楽曲を集めたFANTASTICS盤と、ファン投票で決定した楽曲を集めたFANTARO盤の2枚組。ここからは、FANTARO盤の楽曲を中心に進んでいく。いわば、FANTAROの“好き”が詰まったブロックだ。 中島と八木がバンドメンバーを一人ずつ紹介し、八木が最後に「ラストピース」と呼んだのは、キーボードを弾く中島。バンドと中島のファンキーな演奏に乗せた「Tell Me」では、パフォーマーがドレスや電話、扉を使いながら色気を漂わせ、間奏では瀬口黎弥がハットさばきで視線をさらう。続いて澤本夏輝がナポレオンジャケットを脱ぎ捨て、白いシャツ姿でセンターへ。指をパチンと鳴らした瞬間、ステージに紗幕が落ちる。赤い照明に染まる艶やかな空気の中で「BABY […]