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【ライブレポート】hide with Spread Beaver、熱狂瞬くZepp Hanedaアクト
Published 1 week, 1 day ago
Description
https://barks.jp/news/1093581 hide with Spread BeaverによるZeppツアー<hide with Spread Beaver Zepp Tour 2026 “REPSYCLE THE REPSYCLED”>が、10月8日・9日のZepp Haneda公演で中盤に差しかかっている。名古屋公演と大阪公演で手応えを感じた一行は、東京でも2日間にわたり異なるセットリストで公演を行なった。PATA(X JAPAN)と木村世治(ZEPPET STORE)も全公演に参加する本ツアーから、10月9日公演の模様がレポートにて到着している。以下にお伝えしよう。 ◆ライブ写真 ■オープニングアクト@木村世治 「今日も、hideさんと一緒に遊ぼうぜ。ちょっとダンシングしましょう」。オープニングアクトとして登場した木村世治は、hideの楽曲をカバー演奏してくれた。アコギを手にして最初に届けたのが、「LEMONed I Scream」。軽快に響くギターの音色と、心弾む木村世治の歌声に気持ちが騒いだ観客たちが、ときに、彼と声を掛け合い、心地よく身体を揺らしていた。観客たちの掲げた手が揺れる人波を見ながら歌う木村世治の姿も、印象的だった。 次に届けたのが、今年披露された、歌詞の付いていないhideの未発表だった曲「TECHNO POP」。「がらくたLEMONed」など、この曲の歌詞を、木村世治自身が付けて歌っていた。彼は、このツアー6公演を通して歌詞を完成形へ近づけていく予定だ。その過程を、ここで見せてくれたのも、ファンには嬉しいプレゼントになっていた。 ■hide with Spread Beaver hideのさまざまな姿を投影した映像を背景に、豪快に流れ出した「SPREAD BEAVER」(SE)に乗せて、メンバーが次々とステージに姿を現した。最後にhideを紹介。そのうえで…。 「死ぬ気で盛り上がれよ」と煽るKIYOSHIの声を受けて、「ピンク スパイダー」の演奏が豪快に飛びだした。巨大なスクリーンに、歌うhideの姿が映し出される。彼が「ピンク スパイダー 行きたいなぁ」と歌う声に合わせて、大勢の人たちがともに声を張り上げ、hideが求める熱狂の彼方へ向かって、掲げた手の翼を一緒にはためかせていた。唸る重厚な音に身を預け、このまま恍惚という世界まで連れてイッてほしい。そんな気分で、ずっと身体を揺らしていた。そこへ、ヘヴィネスな刺激を叩きつけようと、hideと仲間たちは「BACTERIA」をぶち噛ましてきた。身体も、意識もガンガンに揺さぶるラウドな音の衝撃で、hideは観客たちの理性を壊し、感情の螺子を狂わせた。hideの歌に合わせて「BACTERIA BACTERIA」と歌うたびに、熱狂へと導くウィルスが身体中に浸透していくようだ。そう、このまま理性なんか消して騒ぎ狂ってしまえということだ。 暴れたい感情へ、思いきり音のハンマーを振り下ろすように、さらにヘヴィな衝撃を加えようと、hide with Spread Beaverは「DOUBT」を突きつけた。猛々しい音の数々が、嵐のような凄まじさを持って、観客たちを熱狂の渦の中へ巻き込んでいく。轟く音の刺激に合わせて身体を揺らし、腕を振り上げれば、hideに向かって、誰もが「Doubt Doubt Doubt You」と喉を枯らす勢いで叫んでいた。冒頭からヘヴィネスな楽曲と演奏の衝撃に包まれ、早くも気分はライブのクライマックスに達したかのようだ。 嬉しい衝撃は、まだまだ続く。ここでKIYOSHIが、お助け怪人こと、hideの盟友のPATAを呼び入れた。PATAのブルーズなギター演奏が唸るのを合図に、ロックンロールナンバーの「CELEBRATION」が豪快に奏でられた。さぁ、この場を熱狂と興奮というロックンロールが与える祝福のパーティー空間に染め上げようか。気持ちが騒ぐなら、PATAのギター演奏とhideの掛け声に合わせて、「Hey!!」と叫びながら飛び跳ねればいい。ロックンロールは自由の象徴だ。hideや、ステージの上で音を交わすことを楽しんでいるhideの仲間たちの生きざまと同じように、身体と気持ちが騒ぐまま、くしゃくしゃの笑顔で拳を突き上げ、「Hey!!」と叫び続ければ、それだけでHAPPYになれる。 PATAを送り出したあとも、熱狂はどんどん上書きを続けていく。hideの「限界破裂」の言葉を合図に、KIYOSHIの刻むザクザクとしたギターの音がフロア中に響き渡る。「限界破裂」でもhide with Spread Beaverは、ロックンロールが生み出す熱狂という刺激を突き付け、この場を、数多くの手が振り上がり、揺れる景色に染め上げていった。さぁみんな、限界なんて言葉を忘れるくらいに夢中になって、もっともっと自分を開放してしまえ! 大きなスクリーンには、1996年のhide 2nd ソロツアー 代々木競技場第一体育館公演で披露されたhideのMCコーナー「Cafe Le PSYENCE」の模様を映し出した映像が流れていた。 hideの言葉を受けて、D.I.E.の奏でるピアノとシンセの音色が流れ出す。その演奏に乗せて、ステージに姿を現した木村世治が、スタンドに取り付けたマイクを両手でギュッと握りしめ、言葉の一言ひと言を大切に「FLAME」を歌い出した。彼の歌声が、観客一人ひとりの心の中に、さまざまな想いの情景を描き出す。誰もが、心に響く歌声と演奏にじっと心を傾けていた。そこへバンド演奏が重なり、巧みにドラマを描き出した。その展開が胸を躍らせる。この曲では、途中から木村世治もギターで参加し、みんなで「FLAME」を、涙腺を緩めるようなドラマチックな物語にして昇華していった。そこからの、超ヘヴィネスな「POSE」への展開に、ふたたび満員の観客たちが感情のストッパーを壊し、hideと一緒に「POSE」と叫びながら、凄まじい轟音が降り注ぐ空間の中で、暴れ、はしゃいでいた。 「まだまだいくよな」と煽るKIYOSHI。「hideもロックンロールが大好きだからさ、ガンガン盛り合がっていこうぜ、自由に楽しんでいこうぜ」と煽り、「MISERY」のワンフレーズを口にした。そこからの「MISERY」へと繋がる流れに、思いきり胸が高鳴り、気持ちも、身体も躍り出した。観客たちの心の痛みを抱きしめるように、hideは歌っていた。観客たちも、hideと一緒に歌を口ずさみながら、振り上げた手を大きく揺らし、軽快に駆けるロックンロールの楽しさに思いきり浸っていた。心が躍るなら、とことんまで楽しみ尽くせばいい。ハートがいかれるくらいにはしゃぎ、振り上げた手を揺らし続ければいい。それだけで、熱狂という天国まで気持ちはぶっ飛んでいけるのだから。 CHIROLYNが煽る「ロックンロールは好きですか」の声が、満員の観客たちを少女や少年に戻していく。そのうえで、「もっともっとロックンロールを楽しみ尽くそうぜ」と、hide […]