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【ライヴレポート】L’Arc-en-Ciel、結成35周年全国アリーナツアー<35th L’Anniversary TOUR>開幕「皆さんによって生かされている」
Published 1 week ago
Description
https://barks.jp/news/1093911 結成35周年を迎えたロックバンド、L’Arc-en-Cielの全国アリーナツアー<35th L’Anniversary TOUR>がスタートした。10月9日(金)のファンクラブ会員限定公演を経て、11(日)、12日(月/祝)と、東京・国立代々木競技場第一体育館にて3Daysを開催。一般公演の初日に当たる10月11日のオフィシャルレポートをお届けしたい。 なお、12月まで続いていくツアーのため、曲名などの具体的な表現を最小限に留めた総論レポートとするが、ネタバレに繋がる描写も含まれている点をご了承いただきたい。 序盤、「L’Arc-en-Ciel、来たぜ! 360度かわいがってやるからな、東京!」とアリーナ中央に設置された円形のステージ上からhyde(Vo)は呼びかけた。ライヴの展開に伴ってステージが回転していき、東西南北、全方位のファンが必ず一度は正面からパフォーマンスを楽しむことができる。hyde、ken(G)、tetsuya(B)は外周を動き回りランウェイにも歩み出て、行く先々でファンを沸かせていく。yukihiro(Dr)はステージの中心が定位置だが、プレイを背後から観ることができるのは貴重な体験である。 アリーナ会場ではあるが、ステージと客席との間で生まれていた一体感と熱量は“巨大なライヴハウス”といった印象。老若男女、国内だけでなく世界各国から国旗を手に多くのファンが参加しているのが見てとれた。 セットリストは、アニバーサリーツアーにふさわしく歴代の代表曲を網羅しながら、コアファンすら“あっ!”と言わせるレア曲も取り入れた、予想をよい意味で裏切る充実した内容となっていた。ロックからポップまで振り幅の広い音楽性を誇るバンドだが、今回はロック色の強い曲たちの存在感が際立つ。とりわけ1990年代、2000年代の楽曲群を、円熟を増した現在のL’Arc-en-Ciel が歌い奏でると、これほどまでに重厚で骨太、かつゴージャスに仕上がるのかと驚嘆させられた。 メンバーが各自パフォーマンスに深く没入し、時には互いに絡み合ったり、4人で円を成すように向き合って呼吸を揃えたりしてグルーヴ感のある演奏を繰り出す、そのこと自体に強烈な魅力があり、目を離すことができなくなる。ロックバンドとしての原点を磨き上げたような、力強いライヴだった。 12月2日(水)のフィジカルリリースおよびフル配信に先立ち、Radio Editを配信リリースした新曲「総天然色」ももちろん披露。ポジティヴなロックンロールナンバーで、去る8月、初出演にして東京および大阪両会場のヘッドライナーを務めた<SUMMER SONIC 2026>で初披露されたことも記憶に鮮明だ。4人が放つ音は瑞々しく輝き、前へと進んでいこうとするエネルギーに満ちており、バンドの行く先に広がる明るい未来を予感させた。 2020年のアリーナツアー<ARENA TOUR MMXX>で初めて取り入れたセンターステージ方式を、より洗練された進化型として示すとともに、2024年に好評を博した<ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND>ツアーを彷彿とさせるような、レア曲を熱望するコアファンと幅広いリスナー層の双方を満足させる絶妙なセットリストを展開。近年のL’Arc-en-Cielが積み重ねてきた幾つもの新たな挑戦が、奇跡的なバランスで結実したのが今回のツアーなのかもしれない。ネタバレを避けるため詳細には記さないが、35年の時の流れを最新テクノロジーを用いて表現したオープニング映像は見応えがあり、かつ、11日の映像は9日のファンクラブ限定公演とは内容が異なっていることにも驚いた。レジェンドアーティストのアニバーサリー公演やツアーであれば定番の内容で当然、などという固定概念を覆し、現在進行形で変化を遂げていくモンスターバンドの凄みを様々な形で目の当たりにする、心躍るツアーの幕開けだった。 「L’Arc-en-Ciel、35歳になりました」「支えてくれてありがとうございます」などとhyde はファンに語りかけて感謝を伝え、メンバーは同意を示すようにその都度拍手。これまでに何度も披露してきた代表曲であっても、「ラルクと共に蘇ったり、(ファンの)自分の人生の一部になっていると思うと、響いてるのかな?と思いながら演奏してました」(hyde)とも語り、35年の軌跡に並走してきたファンの人生に寄り添った。「皆さんによって生かされているようなバンドなので、今後ともよろしくお願いいたします」という挨拶はひときわ温かく響いた。 ツアーはこの後、福岡、愛知、神奈川、千葉、大阪と続き、12月に東京・有明アリーナでファイナルを迎える。3ヵ月にわたる旅を通して、果たしてどのような進化を遂げていくのか。目が離せないツアーである。 取材・文◎大前多恵ⒸMAVERICK DC GROUP ◾️<35th L’Anniversary TOUR>【東京】10月09日(金) 国立代々木競技場第一体育館 ※FC限定公演 10月11日(日) 国立代々木競技場第一体育館10月12日(月/祝) 国立代々木競技場第一体育館【福岡】10月31日(土) マリンメッセ福岡 A館11月01日(日) マリンメッセ福岡 A館【愛知】11月21日(土) IGアリーナ11月22日(日) IGアリーナ【神奈川】11月28日(土) 横浜アリーナ11月29日(日) 横浜アリーナ【千葉】12月12日(土) ららアリーナ 東京ベイ12月13日(日) ららアリーナ 東京ベイ【大阪】12月16日(水) 大阪城ホール12月17日(木) 大阪城ホール【東京】12月24日(木) 有明アリーナ ※FC限定公演 12月26日(土) 有明アリーナ12月27日(日) 有明アリーナ ■新曲「総天然色」予約開始日時:2026年10月9日(金)10:00発売日:2026年12月2日(水)【初回限定盤 (CD+Blu-ray)】LAC-1017~1018 ¥4,800(tax in)【通常盤 (CD)】LAC-1019 ¥1,800(tax in)▼CD ※初回限定盤 / 通常盤 共通1.総天然色2.総天然色 (Radio Edit)3.総天然色 (hydeless version)4.総天然色 (Live at SUMMER […]