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第11話|渡舟 純米吟醸 五十五・浦里 霧筑波 星霧|うまい茨城地酒決定戦2026を振り返る
Season 1
Episode 11
Published 4 weeks ago
Description
今回は、2026年9月13日に開催された「うまい茨城地酒決定戦2026」を振り返ります。
今回飲むのは、
・府中誉 渡舟 純米吟醸 五十五
・浦里 霧筑波 純米吟醸生酛 星霧
いばらき地酒ソムリエ42名によるブラインド審査で、見事1位と2位に選ばれた2本です。
私が初めて「渡船」という酒米を知ったのは、唎酒師の勉強を始める前。
藤居本家の「旭日」と、茨城・府中誉の「渡舟」との出合いから。
同じ「渡船」という名前を持つ酒米でも、そこにはそれぞれの復活の物語があります。
そして府中誉には、「地元で育てた米で醸したい」という強い想いがありました。
かつて栽培されていた酒米「渡船」。
一度途絶えたその種籾を、つくばの研究機関に保存されていたわずか14gから復活させ、地元の農家とともに栽培をつないでいった。
「この土地で育った米で、この土地の酒を造る」
その想いが、今の「渡舟」につながっています。
今回は、そんな渡船の物語をたどりながら、星霧と渡舟 五十五を飲み比べ。
合わせた料理は、「秋の五彩春巻き」
味わいも食感も重なり合う、今回のための春巻きです。
星霧は素材をきれいに見せ、渡舟は素材の旨味をひとつにまとめる。
同じ料理でも、お酒が変わると見えてくる味わいが変わる。
そして、一度途絶えた米が、誰かの想いによってもう一度酒になる。
そんな「日本酒の背景」まで一緒に味わっていただけたら嬉しいです。