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Back to Episodes第525回胃もたれの原因は「胃」だけじゃない?肋骨と背骨の硬さにも目を向けよう
Description
毎週金曜日に配信している
姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ
こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。
この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。
今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造
食後になると胃が重い。
なんとなくお腹が張る。
食べたいのに、たくさん食べられない。
こうした不調が続けば、まず大切なのは医療機関で診てもらうことです。
胃に炎症があったり、胃の入口や出口の働きに問題があったりする場合には、当然、適切な検査や治療が必要です。
一方で、
「検査では特に問題ありません」
と言われたのに、なぜか胃の不快感が続いている。
そんな時に、もう一つ見てほしい場所があります。
それが、
肋骨と背骨の動きです。
今回は、仲野整體 東京青山の浅川先生と一緒に、胃の不調と身体の「外側」の関係について考えてみます。
胃の不調なのに、なぜ「肋骨」を見るのか?
食事をすると、胃は食べ物を受け入れるために広がります。
その胃の周囲には、横隔膜や肋骨、背骨、さまざまな筋肉があります。
ところが、胸郭まわりの動きが硬くなっていると、身体全体としての広がりや呼吸の動きも小さくなります。
浅川先生が臨床で着目しているのが、
「胃の周囲にある肋骨や胸郭が、きちんと動いているか?」
という視点です。
胃だけを見るのではなく、
- 肋骨
- 背骨
- 横隔膜周辺
- 肋骨と肋骨の間にある肋間筋
- 胸の大胸筋
- 背中の脊柱起立筋
なども含めて、身体全体を確認していきます。
「内臓の問題だと思っていたけれど、実は身体の動きにも改善できる部分があった」
というケースもあるわけです。
胃はどこにある?
自分の身体で考えてみましょう。
胃は、おおまかにはみぞおちから少し左側に位置しています。
上には横隔膜があり、その周囲には肋骨があります。
そのため、左側の肋骨が動きにくかったり、背中側の胸椎が硬くなっていたりすると、身体を動かした時の左右差として感じられることがあります。
まずは、
「自分の右と左の肋骨は、同じように動いているかな?」
と感じてみるだけでも、身体を見る目が変わってきます。
背骨が硬いと、肋骨も動きにくくなる
肋骨だけが単独で動いているわけではありません。
肋骨は背骨とつながっているため、背骨、特に胸椎の動きと深く関係しています。
たとえば、
- 長時間座っている
- 背中を丸めて座っている
- ソファにもたれている時間が長い
- スマートフォンを見ている時間が長い
- 身体をひねる動作が少ない
こうした生活が続けば、胸椎や肋骨周辺は動きにくくなりやすくなります。
仲野整體でも、胃の不調を訴える方の身体を見た時に、背骨の動きが非常に少なくなっているケースがあります。
身体を整えた後に、
「胃のあたりが軽く感じます」
と言われることもあります。
もちろん、すべての胃の不調が背骨や肋骨から起きているという意味ではありません。
ただ、
「胃の調子が悪い=胃だけを見る」
ではなく、
「胃の周囲を含めて身体全体を見る」
という視点を持っておくことは大切だと考えています。
胃が重いと感じた時にできる「背伸び」
では、自分では何ができるでしょうか。
一番簡単なのが、
背伸びです。
背伸びをすると、背骨が伸び、肋骨も引き上げられます。
そこから、
- 横に倒す
- 身体をひねる
- 深呼吸する
この3つを組み合わせます。
① まず背伸びをする
両手を前で組み、そのまま上へ伸ばします。
身体を上に長くするイメージです。
一度顔も上げて大きく伸びたら、顔だけ正面へ戻します。
これだけでも肋骨が引き上がります。
② 身体を横へ倒す
伸びた状態を保ちながら、ゆっくり右へ倒します。
できるだけ身体を長く保ったまま倒すと、脇から肋骨のあたりが伸びてくるのが分かると思います。
そこで、ゆっくり息を吸います。
無理のない範囲で少し止め、ゆっくり吐きながら戻ります。