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大学における〈単位制〉とは何か ― カリキュラム制と単位制とは敵対する。
Published 4 months ago
Description
この芦田先生のテキストは、現代の大学における単位制の起源と本質的な矛盾について、歴史的背景を交えて鋭く考察しています。もともとハーバード大学で選択科目制の導入に伴って誕生した単位制は、学生の自学自修の精神を前提としていましたが、一方でカリキュラムの体系性を損なう危うさを孕んでいました。著者は、単位を単なる交換可能な時間価値と捉える考え方が、学問を有機的な繋がりから切り離し、教育を形骸化させている現状を指摘しています。また、文部科学省が進める「単位制の実質化」には、授業時間外の学習内容を具体的に定義することが不可欠であると説いています。最終的に、単位制を単なる選択の自由としてではなく、深い学習を成立させるための時間として再解釈することの重要性を提示しています。
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