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「推し活」×ファッションの可能性 ポッドキャスト連載:考えたい言葉 vol.24
Description
「WWDJAPAN」ポッドキャストシリーズの連載「考えたい言葉」は、2週間に1回、同期の若手2人がファッション&ビューティ業界で当たり前に使われている言葉について対話します。担当する2人は普段から“当たり前”について疑問を持ち、深く考え、先輩たちからはきっと「めんどうくさい」と思われているだろうな……とビビりつつも、それでも「メディアでは、より良い社会のための言葉を使っていきたい」と思考を続けます。第24弾は、【推し活】をテーマに語り合いました。「WWDJAPAN.com」では、2人が対話して見出した言葉の意味を、あくまで1つの考えとして紹介します。
若手2人が考える【推し活】
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推しの誕生日には、本人不在の“生誕祭”を開催する。WWDスタッフの知人 によると、「スタジオを借りて飾り付けました。年の一度のお祭りみたいなものなので気合が入ります」 IG:_oo_pierrot_ 友人と推しの名前が入った名前ホルダーを作成。「どんなジャンルの推しがいても、名前ホルダーを作る人は多い。推し活の入口的な存在」だという IG:_oo_pierrot_ イベントでは、推しのアクリルスタンドとともに写真を残す。ヘアメイクもして参加 IG:_oo_pierrot_ 推しのライブ参加後の一枚。ペンライトはライブの必需品。“現場(ライブやイベントのこと)”に行くときは、推し活用バッグ、通称“痛バ”を所持。推しの缶バッチやキーホルダーで装飾している IG:_oo_pierrot_ 推しの誕生日にアフタヌーンティーを予約して推し活。イメージカラーが茶色に合わせて、ファッションやアクセサリー、ブランドの箱など同一色で統一して演出 IG:_oo_pierrot_ 推しのライブに参加。制服風の洋服で、友人と双子コーデを組んだという。ライブ向けヘアメイクを得意とするサロンでセットして“参戦”した PHOTO:WWDSTAFF 推しのライブに参加 PHOTO:WWDSTAFF コスプレ気分で、普段はしない“地雷系”でファッション、ヘアメイクをコーディネートするのが楽しいという PHOTO:WWDSTAFF「推し活」とは、応援している芸能人やアイドル、キャラクターなどをグッズやイベント参加などを通して支援する活動。これまでもファンという形で熱心に応援する文化はあり、推す対象と仲良くなりたい、近づきたいといった感情を原動力に支援してきた。一方2022年現在広まっている「推し活」の概念は、プロとして活動する推しを見守る形で、推し活を通して“オタク”同士で情報や気持ちを共有したりして、コミュニティー意識やアイデンティティーを形成しているのが特徴だ。それゆえ、推しへの愛に対して見返りを求める応援は少なく、「推しが尊い」「推ししか勝たん」といった“存在しているだけでありがたい”という感情を糧にする人が増加している。
「推し活」はグッズ製作会社やレコード会社のみならず、ライブやイベントに行く地域などの宿泊や交通、飲食といった幅広い業界に経済的に貢献をしている。矢野経済研究所が2020年12月に発表した調査によると、その経済効果は6000億円以上だという。購買活動といった直接的な活動に加えて、今はメイクやコーディネートに推しの要素を取り入れたり、推しと同じものを身につけたり、グッズや書籍を創作したりするようにもなった。
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