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Ep.865 大学入学共通テスト、OpenAIが9科目満点の快挙──得点率97%が示す「AIの得意と不得意」(2026年1月29日配信)

Ep.865 大学入学共通テスト、OpenAIが9科目満点の快挙──得点率97%が示す「AIの得意と不得意」(2026年1月29日配信)

Season 1 Episode 865 Published 6 months ago
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今週末に行われた大学入学共通テスト、受験生の皆さんも親御さんもお疲れ様でした。さて、今年の共通テストには、なんと最新のAIたちが「受験生」として参加していたのをご存知でしょうか。


結果は驚くべきものでした。OpenAIの最新モデル「GPT-5.2 Thinking」が、主要15科目のうち数学や化学、歴史など9科目で満点を記録。全体の得点率はなんと97%に達しました。これは、Googleの「Gemini 3.0 Pro」やAnthropicの「Claude 4.5 Opus」が記録した91%を上回る成績で、もはや「難関大学への合格は余裕」というレベルに到達しています。


特に注目すべきはその「進化の速度」です。2024年の時点では、当時の最新モデルでも得点率は66%に過ぎませんでした。それが2025年には91%、そして今年は97%と、わずか2年で「平均的な受験生」から「トップクラスの秀才」へと駆け上がったことになります。


しかし、AIにもまだ「苦手」な分野が残されていることが、今回の調査で浮き彫りになりました。 3社とも共通して失点したのが、物理の「波の干渉」を示す不規則な図や、地理における複雑な地図の読み取り問題です。きれいな図形やグラフは認識できても、現実世界のような曖昧さを含んだ視覚情報の処理には、まだ課題があるようです。


ビジネスパーソンとしての注目点は、各社の「戦い方」の違いでしょう。 OpenAIは、解答にGoogle等の2〜3倍の時間をかけ、じっくりと考えて正解を導き出しました。一方で、GoogleやAnthropicは、多少のミスはあっても圧倒的なスピードで解答を完了させました。 これは、私たちが仕事でAIをどう使い分けるべきかを示唆しています。例えば、絶対にミスが許されない財務や契約書のチェックには「OpenAI」、会議の議事録要約やチャットでの素早い壁打ちには「Google」や「Anthropic」といった使い分けが、これからのスタンダードになるでしょう。


AIが私たちの「知能」を模倣するだけでなく、それぞれの「個性」を持ち始めた2026年。彼らを良きパートナーとしてどう迎え入れるか、改めて考えるきっかけになりそうです。

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