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『努力する人間になってはいけない』についての中西大輔教授(広島修道大学・心理学)の書評。
Published 1 year, 4 months ago
Description
このテキストは、芦田宏直氏の著書『努力する人間になってはいけない』についての中西大輔教授による書評です。中西教授は、特に本書の第9章「ツイッター微分論」をハイライトとして挙げ、これが難解でありながらも、心理学を含む機能主義的な科学に対する著者の痛烈な批判が展開されていると述べています。書評では、心理学が個人の平均化やモデル化を通じて刺激―反応の関係を研究する機能主義に依拠していることを指摘し、著者の死や病気に関する見解が、この機能主義を根底から覆すものであることを強調しています。また、著者の批判は学問の根本原理に疑問を投げかけるものであり、心理学者が自身の専門性ゆえに陥る盲点を突いているとしています。