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福沢諭吉『学問のすすめ』感想文コンクールの審査員をして思ったこと
Published 1 year, 4 months ago
Description
この文章は、福沢諭吉の「学問のすすめ」を題材とした感想文コンクールの審査記録です。筆者の芦田宏直氏が猪瀬直樹氏と共に審査を務め、評価の調整に苦労しつつも最終的な合意に至った経緯が述べられています。特に、中高生の文章に見られる「自分の意見を言うこと」と「テキストを正確に読み解くこと」の乖離に焦点を当て、安易な賛否表明ではなく、著者の意図を深く理解することの重要性を強調しています。芦田氏は、優れたテキストは「自分の意見」の出番がないほど内面的な議論を提示しており、その全体像を捉えることで初めて、個々の言葉や引用が意味を持つと指摘しています。最終的に、筆者は引用と地の文のバランスが取れている作品を評価し、具体的な受賞者とそのテーマを挙げています。