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Ep.852 Zhipu AI、国産チップで完全学習した画像生成AI「GLM-Image」を発表──NVIDIA依存からの脱却なるか(2026年1月22日配信)

Ep.852 Zhipu AI、国産チップで完全学習した画像生成AI「GLM-Image」を発表──NVIDIA依存からの脱却なるか(2026年1月22日配信)

Season 1 Episode 852 Published 6 months, 1 week ago
Description

中国のAIユニコーン企業であるZhipu AIが、2026年1月14日、新たな画像生成モデル「GLM-Image」を発表し、オープンソースとして公開しました。このニュースが業界をざわつかせている理由は、単に画像の生成品質が高いからだけではありません。最大の注目点は、このモデルが開発から学習に至るまでの全工程を、NVIDIA製のGPUを使わず、Huawei製のAIチップ「Ascend(昇騰)」とフレームワーク「MindSpore」のみで行ったという事実にあります。


これまで、最先端のAIモデル開発にはNVIDIAの「H100」などが必須とされてきましたが、Zhipu AIは国産ハードウェアだけでSOTA(State-of-the-Art、最高水準)の性能が出せることを実証しました。これは、米国の厳しい半導体輸出規制に対する、中国技術界からの明確な回答とも受け取れます。


技術的な側面でもユニークなアプローチが見られます。GLM-Imageは、ChatGPTのようなテキスト生成AIで使われる「自己回帰型」と、画像生成で主流の「拡散モデル」を組み合わせたハイブリッドなアーキテクチャを採用しています。これにより、複雑な指示の理解や画像内への正確な文字配置といった、従来の画像生成AIが苦手としていた領域での性能向上を実現しました。


市場の反応も敏感です。Zhipu AIは今月8日に香港証券取引所に上場したばかりですが、この発表を受けて関連株価は上昇を見せています。また、APIの利用料を1枚あたり約0.1元(約2円)という破格の安さに設定しており、企業向けマーケティング資料やプレゼンテーション作成などの実務用途での普及を狙っています。


性能面でも、テキストのレンダリング精度を測るベンチマークで高いスコアを記録しており、中国語と英語の両方で違和感のない文字描画が可能です。このモデルの登場は、AIインフラにおける「脱NVIDIA」の可能性を示唆する重要なマイルストーンとなるでしょう。

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