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Ep.856 OpenAI、脳直結インターフェース「Merge Labs」へ巨額出資──思考で操るChatGPTの未来(2026年1月22日配信)

Ep.856 OpenAI、脳直結インターフェース「Merge Labs」へ巨額出資──思考で操るChatGPTの未来(2026年1月22日配信)

Season 1 Episode 856 Published 6 months, 1 week ago
Description

OpenAIが、ついに私たちの「脳」そのものにアプローチを開始しました。2026年1月15日、OpenAIは脳とコンピュータをつなぐ技術(BMI)を開発するスタートアップ、Merge Labs(マージ・ラブス)への出資を発表しました。今回のシードラウンドでの調達額は総額2億5200万ドル、日本円にして約400億円という巨額規模になります。


このMerge Labs、実はただの投資先ではありません。OpenAIのCEOであるSam Altman氏自身が、カリフォルニア工科大学の研究者たちと共に設立した「肝入り」の企業なのです。彼らが目指しているのは、キーボードや音声入力といった現在の遅い通信手段を飛び越え、人間が「念じるだけ」でAIと高速にやり取りできる未来です。


最大の特徴は、Elon Musk氏率いるNeuralinkとの違いにあります。Neuralinkが脳にチップを埋め込むために外科手術を必要とするのに対し、Merge Labsは「超音波」を使ったアプローチを採用しています。これは病院のエコー検査に近い技術で、頭蓋骨の外側から脳の血流や電気信号の変化を読み取ろうというものです。手術のリスクがないため、一般のユーザーにも普及しやすいという決定的な利点があります。


Altman氏は以前から、AIの進化速度に対して人間側の入力速度がボトルネックになっていると指摘してきました。「Merge(融合)」という社名が示す通り、この技術は単に手足の不自由な方を支援するだけでなく、将来的には全人類がAIという「第二の脳」とシームレスに一体化するための布石と言えるでしょう。


競合するNeuralinkはすでに臨床試験を進めていますが、OpenAI陣営が「非侵襲(手術なし)」という切り札で参戦したことで、脳インターフェース覇権争いは新たなフェーズに突入しました。私たちが通勤電車の中で、スマホを取り出さずに思考だけでメールを返信する──そんなSFのような光景が、2030年代には現実のものとなっているかもしれません。

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