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Ep.840 MiniMax、香港市場で鮮烈デビュー──中国AI「四小龍」が放つ“爆上げ”の狼煙(2026年1月15日配信)

Ep.840 MiniMax、香港市場で鮮烈デビュー──中国AI「四小龍」が放つ“爆上げ”の狼煙(2026年1月15日配信)

Season 1 Episode 840 Published 6 months, 2 weeks ago
Description

2026年1月9日、香港証券取引所は熱狂に包まれました。中国の生成AIユニコーン「MiniMax」がついに上場を果たし、その株価は公開価格の2倍近くまで急騰するという、近年稀に見るロケットスタートを切ったからです。


前日に上場した競合のZhipu AI(智譜AI)が堅実な滑り出しだったのに対し、MiniMaxへの市場の反応は「熱狂」そのものでした。一般投資家向けの申し込み倍率は1800倍を超えたと報じられており、投資家がいかにこの「エンタメAIの雄」に飢えていたかが分かります。


なぜ、これほど注目されたのでしょうか。最大の要因は、MiniMaxが単なる技術屋ではなく、「稼げるAI」を証明しつつある点にあります。彼らの主力アプリ「Hailuo(海螺)」は、動画生成やキャラクター対話機能を通じて、中国国内だけでなく海外ユーザーの心も掴んでいます。実際、収益の7割近くが海外からというデータもあり、内需頼みではないグローバルな競争力が評価されました。


また、株主構成もユニークです。AlibabaやTencentといった巨大テック企業に加え、あの『原神』で知られるゲーム会社miHoYoが初期から強力にバックアップしています。ゲームとAI、つまり「没入感のあるコンテンツ」を作ることへの執念が、投資家の期待値を押し上げました。


もちろん、財務諸表を見れば、研究開発費による赤字はまだ続いています。しかし、米国による半導体規制という逆風の中で、中国のAI企業がこれだけの評価額でIPOを成功させた事実は、業界全体にとって大きな自信となるでしょう。2026年は、中国AI企業が研究室から飛び出し、資本市場で真価を問われる「実利の年」になりそうです。

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