Episode 151
エピソードの概要 ✨
今回のエピソードでは、忘年会シーズンの話題から始まり、日銀の政策決定会合の分析、そして「Strong Boy Fund (SBF)」の運用成績と2026年に向けた戦略の転換について、リバタリアン的な視点から深く掘り下げられています。
1. 日銀の利上げと円安のメカニズム 🏦日銀が政策金利を0.75%に引き上げたにもかかわらず、円安が加速している現状を分析しています。
QT(量的引き締め)の実情: 植田総裁の下でバランスシートの縮小(QT)は進んでいるものの、M2マネーサプライは過去最高を更新し続けており、供給過剰が止まっていない。
実質金利の壁: 日本の実質金利は依然としてマイナス領域にあり、利下げ局面にある米国やメキシコなどと比較しても、通貨としての魅力が相対的に低いことが円安の原因であると指摘しています。
「Set it and forget it(設定して忘れる)」をコンセプトとしたSBF 2025の各銘柄のパフォーマンスをレビューしています。
勝者: 原子力関連の**URA(71.4%増)や、リベロ的な役割から攻めに転じたゴールド(64.8%増)**が大きく牽引しました。
敗者: ビットコイン関連のMSTR(43.1%減)やコインベースは振るわず、ビットコイン単体のパフォーマンスをSBF全体が上回る結果(+5.7%)となりました。
ビットコインの16年間に及ぶ「敵なし」の状態が、AIの台頭によって変化していることを「モーニング娘。」のセンター交代劇になぞらえて解説しています。
なっち(ビットコイン)とゴマキ(AI): 圧倒的センターだったビットコインに対し、全人類に刺さるストーリーを持つ「人を超えるAI」が登場。投資家の関心が分散し、ビットコインのワープゾーン(爆発的上昇期)が終焉しつつある可能性を示唆しています。
AIによる技術革新の加速が、量子コンピュータの実用化を早めるリスクについて警鐘を鳴らしています。
署名スキームの脆弱性: ビットコインのECDSA(楕円曲線暗号)が量子計算によって突破される可能性があり、ハードフォークによる移行の難しさや、サトシ・ナカモトの初期コインの扱いなど、コミュニティが直面する深刻な課題を提示しています。
2026年は、ビットコイン一辺倒から、AI(Google)、リアルAI(Teslaのヒューマノイド)、エネルギー(URA)、ゴールドなどを組み合わせた多角的なポートフォリオへ移行します。
労働価値の崩壊: AIによってプログラミングなどの労働価値がゼロに向かう中、AIインフラと物理的資産(ゴールド)の両面で備える必要性を強調しています。
主要トピック 📍
日銀政策金利0.75%への引き上げと市場の反応分析
日銀バランスシート(QT)とM2マネーサプライの乖離
米国債(4%)vs 日本国債(2%)の利回り差と通貨価値
SBF 2025の勝因:原子力(URA)とゴールドの躍進
Google Gemini 3.0が示すAIの開発能力と労働価値の低下
ビットコインの「4年周期説」の現状確認と今後の見通し
量子コンピュータ(Shorのアルゴリズム)に対するビットコインの脆弱性
Tesla(テスラ)を「ヒューマノイドAI企業」として評価する理由
SBF 2026の構成銘柄:Google, Tesla, Bitcoin, Gold, URA, AMLP, FUTU
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Published on 1 week, 1 day ago
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