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Ep.781 Adobeの“三種の神器”がChatGPTに降臨──対話型AIで画像もPDFも自由自在(2025年12月18日配信)
Description
2025年12月、クリエイティブ業界に衝撃が走りました。Adobeが同社の主力アプリである「Photoshop」「Express」「Acrobat」の3つを、なんとChatGPTの中に直接統合したと発表したのです。これにより、ChatGPTのチャット画面から離れることなく、画像の編集やドキュメントの加工が可能になりました。
具体的に何ができるようになったのでしょうか。例えば、手持ちの写真をChatGPTにアップロードして「この背景をぼかして」と頼めば、裏側でPhotoshopのエンジンが動き、チャット内で編集が完結します。また、Acrobatの機能を使えば、複数のPDFファイルを「これらを一つにまとめて要約して」と指示するだけで、結合と内容の抽出を一瞬でやってのけます。これまでは専用アプリを立ち上げて行っていた作業が、普段のチャットの延長線上で完結するようになるのです。
この動きは、単なる機能追加以上の意味を持っています。Adobeはこれを「Agentic AI」への大きな一歩と位置づけています。つまり、AIが単なる「話し相手」から、具体的な道具を使って仕事をこなす「エージェント(代理人)」へと進化したことを示しています。競合するCanvaなどがAI機能を強化する中、Adobeは自社の強力なツール群を世界で最も使われているAIプラットフォームに開放することで、プロ以外の一般層を一気に取り込む狙いがあります。
また、この連携はユーザーにとっても朗報です。デスクトップ、Web、iOS版のChatGPTユーザーであれば、これらの機能を基本的に無料で試すことができます(Android版も順次対応予定)。「Photoshopは難しそう」と敬遠していた人でも、言葉で指示するだけならハードルはぐっと下がりますよね。まさに「クリエイティビティの民主化」が、AIという翼を得て加速していると言えるでしょう。