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第512回:ウェブコンサル業界の現実、良いパートナーと出会うために知っておくべきこと(令和6年版)

第512回:ウェブコンサル業界の現実、良いパートナーと出会うために知っておくべきこと(令和6年版)


Episode 512


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内容について

Web集客のパートナー選びは、事業の成長を左右する重要な決断です。しかし「ウェブコンサルタント」の実態は不透明で、誰を信じれば良いか分からないという声も聞かれます。今回は、コンサルタントのスキルセットや提案の傾向、そして長期的な成功に繋がる「卒業前提」の関係性の築き方について解説します。

ウェブコンサルタントという肩書きには明確な定義がなく、業界内でも統一されていません。する気もメリットも業界側にはないと思います。

多くの場合、元々別の事業を行っていた企業がウェブコンサルティング事業を追加したパターンで、ウェブ業界のエキスパートがウェブコンサルタントとして活動しているケースは全体の中では少数です。

そのため、ウェブコンサルタントを名乗る人の中には、自身の得意分野に偏った提案をしがちです。企業はウェブコンサルタントの専門性や経験が自社の求める物に合っているか、チェックすることをお勧めします。

ウェブコンサルタントとクライアントの相性も重要で、クライアントの経営スタイルや目標に合ったコンサルタントを選ぶことが重要。

そして大事なのは、ウェブコンサルタントに依存しない、依存させないこと。みなさまでの自立を目指し、コンサルタントに過度に依存しないことが重要だと提言されています。

TOPICS

  1. その肩書きには業界でも明確な定義はない

  2. 元々別の事業を行っていた企業が

  3. ウェブコンサル事業を何かの意図で追加したパターンが一般的

  4. 自身の得意分野に偏った提案をしがち

  5. 相性も重要、人間だから

  6. 「依存させようとするコンサルタント」は危険

  7. 立つ鳥跡を濁さず、成功体験を奪われてはいけない

  8. いつかは自社で頑張るという独立心が大事

このPodcastが解決できるFAQ

Q1: 「ウェブコンサルタント」とは、具体的に何をしてくれるのですか?
A1: 「ウェブコンサルタント」には明確な定義や国家資格が存在しないのが現状です。そのため、サービス内容は個々のコンサルタントや会社によって大きく異なります。Webサイト制作、SEO対策、広告運用、SNS活用支援など、特定の業務に特化している場合が多いため、依頼前には必ず具体的な支援範囲を確認することが重要です。
Q2: 信頼できるウェブコンサルタントをどうやって見分ければ良いですか?
A2: 見分けるポイントは3つあります。1つ目は、その会社の「出自」です。元々制作会社だったのか、広告代理店だったのかを知ることで、得意領域を推測できます。2つ目は、Webだけでなくリアルなビジネスへの理解があるか。3つ目は、最終的に企業が「自走」できるよう、学びの機会を提供し、卒業を前提とした支援をしてくれるかという視点です。
Q3: コンサルタントに業務を任せきりになり、依存してしまうのが心配です。
A3: 優れたコンサルタントは、企業が自立することを目標に支援します。すぐに答えを渡すのではなく、企業自身が課題を発見し、解決策を考えられるように導いてくれます。契約前に「最終的には自分たちで運用できるようになりたい」という意思を伝え、そのための支援プランを提示してくれるかを確認することが、依存を防ぐ鍵となります。
Q4: 提案された施策が、本当に自社に合っているのか判断できません。
A4: コンサルタントや会社の得意領域に誘導された提案である可能性があります。例えば、SEO会社であればSEO中心の提案になりがちです。自社の課題を客観的に分析し、複数の選択肢(広告、SNS、コンテンツ改善など)を提示した上で、なぜその施策が最適なのかを論理的に説明してくれるコンサルタントを選ぶことが望ましいです。
Q5: コンサルタントとの相性は、成果に関係ありますか?
A5: 非常に重要です。経営者のビジョンや企業の文化に共感し、同じ目線で伴走してくれるかで、プロジェクトの進行や成果は大きく変わります。複数の候補者と面談し、スキルだけでなく、コミュニケーションの取りやすさや価値観が合うかどうかを慎重に見極めることを推奨します。