Episode 518
中小企業の経営者やWeb担当者が直面する「人手不足」と「業務過多」。この課題を解決するヒントは、個々の生産性向上にあります。PC作業の記録から自分の強み・弱みを客観的に分析し、無理なく成果を出すための仕事術を提案。組織全体の効率化にもつながる、これからの時代の働き方を探ります。
デジタル技術の進化により、個人の生産性向上が組織全体の効率化につながる重要性が増しています。AIはじめとした様々なツールやサービスを活用することで、私たちは今までに無いほど、高速かつ高品質な作業が可能になる余地ができました。
この状況では、個人の生産性を上げることがとても大事です。個人の生産性アップが自然に横展開、共有される組織作りが重要です。
そのための1つの手段として今回は「記録アプリ」の活用法をご案内したいと思います。
今後5年から10年というスパンで考えると、組織全体の生産性よりも「個人の生産性」を高めることの重要性が増していくと考えられます。AIを中心とした技術は、組織の効率化というより、個人の能力を飛躍させる方向で進化しているからです。
一人ひとりがより多くの業務を、より速く、より高品質に行えるようになります。これは、結果として会社全体の作業効率向上につながる流れです。身の回りにある便利な新技術も、その多くは個人レベルで活用できるものでしょう。
そのため、今後は自分の仕事を固定的に捉えるのではなく、仕事の「範囲」「量」「質」を無理なく向上させる方法を模索することが、理にかなったアプローチと言えます。
今回は数ある生産性向上策の中から、「記録」という行為に焦点を当てます。自身の行動を記録し、客観的に分析することが、生産性を高める上で非常に有効です。
先日、Microsoftは「Copilot+ PC」を発表しました。これは、AIアシスタントCopilotの利用に最適化されたPCの新たなカテゴリーです。その発表の中で注目されたのが「リコール(Recall)」という機能です。<
Published on 1 year, 7 months ago
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