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USベンチャーキャピタルのDDプロセスの変遷:スピードvs堅実さ

USベンチャーキャピタルのDDプロセスの変遷:スピードvs堅実さ



■概要欄:

「GPT-4o」に冒頭言ってもらった/ハルシネーションに注意/Doing Diligence Well In Venture Investing: Going Back To The Future/約700社のVCファームを対象とした2015~2016年の調査がベース/典型的な取引に83日/DDに118時間が費やされていた/ソフトバンク・ビジョン・ファンドの登場により、市場は激変/「規模がパフォーマンスの敵である」が揺らぐ/2021年ではFOMOが蔓延しDDが軽視/everyday unicorn/タイガー・グローバルは2021年に354件のVC取引を完了し、わずか48時間で契約書に至ることもあった/DDでは、創業者、ビジネスモデル、市場、業界が重要な要素/あるCVCの調査によると66%が「ほぼ」または「完全に」戦略的な動機をもつ/FOMOは依然として存在し、投資家はそれに対処する必要がある/VCは流動性がないから出口のそばで踊れない/


A. 8年前のベンチャーキャピタルのデューデリジェンスの実態

取引完了まで平均83日、118時間をデューデリジェンスに費やしていた

平均10件のリファレンスチェックを行い、101件の案件を評価して年間4件の取引を完了


B. 2016年以降のメガファンドの登場とバブル期

ソフトバンクビジョンファンドなどのメガファンドが登場し、スピードを重視するあまりデューデリジェンスが手薄に

2021年は記録的な年で390のユニコーン企業が誕生。タイガーグローバルは354件の取引を完了

手抜きの結果、審査の堅牢性が低下


C. 現在のデューデリジェンスへの回帰

質の高いデューデリジェンスが見直されている

創業者を最重視し、ビジネスモデル、市場性、業界の順に重視

一方で、FTXの例のようにデューデリジェンスの課題や失敗もある


D. ファンドサイズとパフォーマンスのトレードオフ

ファンドサイズが大きいほどリスクは増すが、大胆な投資でリターンを狙うこともできる

バブル期は需要側のスタートアップが優位に。ガバナンスが軽視される傾向に

VCは自身のリスクをよく考える必要あり


■参照先:

INITIAL Enterprise

https://initial.inc/enterprise


Hello GPT-4o

https://openai.com/index/hello-gpt-4o/


Doing Diligence Well In Venture Investing: Going Back To The Future

https://news.crunchbase.com/venture/vc-due-diligence-startup-funding-sauvage-tdk/


Published on 1 year, 6 months ago






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