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それを「音だ」と認識することで、「音を聴いている私」が現れます。
目に見える、見えないに関わらず、
今ここに現れているものは、「何か」ではありません。
何でもないものに、適当に「ラベル」を貼り付け、認識し、
さらに意味や価値、個人の都合などを引っ付けたのが、
人間業界の現実です。
そんな世界に、「真理」などあろうはずもありません。
探せば探すほど、理解すればするほど、幻想の霧は深まるばかりです。
Published on 2 years, 1 month ago
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